誕生日
本日のできごと 橋本治 桃尻娘
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調子に乗ってもう一つ。

これも再刊したんだよね、最近。
桃尻娘 (ポプラ文庫)桃尻娘 (ポプラ文庫)
(2010/06/04)
橋本 治

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これも、多分シリーズ全巻持ってたと思うんだけど、HUSH!と同じ事情により紛失。数年前急に読みたくなったんだけど、絶版になってたという。だから、こちらも即購入。

読み始めるにあたり「とてつもなく古臭くなってんじゃ……」という恐怖は少なからずあったんだけど、まあ、言い回し的なものはともかくとして、キャラ、起こる事件なんかは、今でも十分にあり得る話デシタ。むしろ最初に読んだ高校生くらいの時のほうが、うーんと思っちゃったくらいだね。(これは多分70年代後半から80年代に発表された作品で、私が手に取ったのは80年代後半だから、カルチャー的に最も恥ずかしくなっていたころだったのではないかと推測)

驚いたのは、その登場人物の優越感の持ち方ね。「バカみたい」って感じの表現多数。これは複数の登場人物が一人称で語っていく形式の作品だから、キャラの特徴を出すために、強調されちゃうのかもしれないけど、もうとにかくすごいです。今のコたちも多分こんな感じだと思う。会社の若いコたち見ててもそう思うし。若さって、根拠のない自信を持ってることなんだ、という。こんな昔から(失礼!)そうだったんだ、という。

携帯電話がないゆえのエピソードだな、とか、そういうのがあるのはしゃーないじゃない。だってなかったんだもん携帯電話。でも、そういう科学技術面を除くと青春って基本的には変わらないのね、という感じで楽しめるような気がします。というか、やっぱり今って80年代に近いのかしら?「シラケている若者」と「下流社会」って似てるじゃん、なんか。ま、そんなわけで、これも刊行ごとに購入しちゃう予感。

ただ、ちょっと残念なのは表紙かな。高野文子さんのイラストのまま再刊できなかったんだろうか?あの表紙大好きだったんだけど。

あと、今読んでちょっと恥ずかしいのはホモについての取り扱いでしょうか。今、同じような小説が出るとすれば、入れないほうがいいかもな。今、広がっちゃってるでしょ、この方面の市場が。海外ドラマに出てくる「ゲイの友人」感覚はいいんだけど、そっちのカルチャーに興味がある女生徒、みたいなのが個人的には読んでいて辛いです。はい。
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