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本日のできごと ノルウェイの森
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久々にPCを立ち上げたときのいろいろネットから落ちてくる感じ「イライラするっ!」(そろそろこれはマズイか?)

今日は長文大量にエントリするつもりだったんだけど、もうこんな時間だよん。ま、そうは言いつつちょっと書いてみようかなと。これはもう少し早く書こうと思ってたんですが、仕事の忙しさと年末年始のHDD整理祭りのより時間が取れなくてさー。

もう1カ月以上前の話になってしまいますが、映画化された『ノルウェイの森』を見てきたので、その話。

私くらいの年代で、一番好きな小説を問われこれだと答えるのは結構勇気が要ります。そのくらいこの小説って売れてたんですよ。でもそれだけバカ売れしてるってことは、よくわからないで買っている人がかなりいるという意味であるため、周囲での評判はあまりよろしくなかった。とか言ってる私も当時まだ田舎の高校生だったこともあって「こんなにお気軽にことに及んでしまうのか?」と主にそっち方面が気になってしまったことも事実。

でもですねーこれ、人生で初めて買ったハードカバーの文芸書なんすよ。表紙もキレイなんで捨てずに東京に持ってきてたんですよ。んである日読み直したら、スゲーよかったという(笑)

そんな感じなんで、最初映画化って聞いた時イヤーな予感がした。結構長い話だし2時間そこそこで描き切れるのかと。反面、よく映画化OKでたなーっていう風にも思った。高校生くらいの頃(バカ売れしてるころですよ)映画化・ドラマ化のオファーを徹底的に断っているというのを何かで読んだので、この小説は映画にはならないよね、って思ってた。だからこのタイミングで許可が出たってことは、ある程度作者側が納得できるものが企画段階からだされてんのかな、という期待はあったね。

で、見た感想。

あれ、原作未読の人、ついてこられましたかね?単行本2冊がっつりやりきってたので、話が結構断片的だったのよ。原作読んでる人は勝手に話を補いながら観てたと思うんだけど、それができなかったら薄い話だなーってことになってないだろうか?スゲー心配。

あの感じだと、ワタナベ君がなんであんなに直子にこだわるのかわかんないでしょ?あと、緑にひかれていったのもカワイイ子が寄ってきたからそっちになびいたみたいな話になってないかなぁー。違うんだよなー。もう時間の制限があって全部完璧には描けないんだから、ワタナベ、直子、緑の関係に絞って、直接絡みのない人(突撃隊と永沢さん+ハツミさん)は出さなくてもよかったじゃん、くらいに思っちゃったね。

結構好きなシーンばかりはしょられちゃったんですよ。緑の父親にきゅうりを食べさせながらエウリピデスの話をするところも、火事を見ながらキスするくだりもカット。緑の家が書店なのもセリフでしか出てこない。当然ワタナベくんが『車輪の下』を手に取るところもカット。

緑ちゃんパートだけじゃなくて直子パートもカットされてたなー。突撃隊を出すなら、直子に突撃隊の話をするとかそういうエピソードに生かしてほしかったし、ホテルから逃げてきたホタルをワタナベ君に渡したりもしてほしかったなぁ。ワタナベくんが屋上でホタルを放つところは名シーンだと思うんで。

結局、本で読んで印象に残っていることが全体のストーリー進行に必要か、っていうとそんなんでもないんだよね。親友の死とか京都の療養所の話とかそういうのは切れないもんねー。最後もなんとかレイコさんとはそうなってもらわないと電話のシーンにつながらないしねー(でもあれはないよ。30代後半の女性が大学生にお願いするなどということは。一方的に頼んだりはしないだろー。互いに同じくらいに思ってるという確証がないと)

と、文句っぽいことを言ってしまいましたが、映像とかはキレイだったんでそこは満足かな。特に京都の療養所とかはあーこんな感じかもなと思ったかな。あと、ナレーションなしだったのも好感持てた。ぶつぶつ言ってたら気持ち悪いでしょ。結果、観てよかったな、って結論でしょうか。

最後に映画とは関係ない話を。

この『ノルウェイの森』は断然緑ちゃんが出てきてからの話が好きなんですね。緑ちゃんはちょっと変わったコだと思ってる人が多いんじゃないかと思うんだけど、それだけじゃなくて結構言ってが好きなんですよ。特に実際には何も動かない人が役割を押し付けた、押し付けられたと言って騒いでいるのはどうなのかっていう話。あーそうだよな、って思って。自ら働く人が偉いよな、って思うのよ。今はさすがにババぁなんで「そうやって突っ張ってるのも問題あることもあんだぜ」と思ったりもするけど、20代の間は事あるごとにここの流れを思い出してた。んで何度も読み直しちゃってさ。

ワタナベくんの周りの人たちは結構ワタナベくんを盛りたててくれる感じの人が多いでしょ?キズキと直子は接待状態だったという記述があったし、永沢さんも(それがよいかは別として)いろいろセッティングしてくれたりしてたし、突撃隊も直子とのデートの日に発熱するなど困らせられたりしたけど、部屋はキレイにしてくれてたりして。でもある日突然何の相談もなくいなくなっちゃう。永沢さんは違うけど、もうあの人は一人で完結しちゃってるしね。って思うと緑ちゃんって自分のことをワタナベくんに自分の話をした初めての人間なんじゃないのかなあ。で、それに救われたのはいいなぁーなんて。

まあ、そんな感じです。あ、解釈は人それぞれだと思うんで、最後の部分はスルーしてくださいませ(笑)
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